古民家再生「蔵」修復工
由布市狭間田代・井原邸の蔵(築180年)、南の褄が雨漏れの為、腐食し崩落していますので、屋根の漆喰工事を施工しております。10月いっぱいに完了の予定です。
今回は、一部施工前と施工後の写真です。
仁五作品再訪問Ⅴ
大分市戸次町:藤川建材店の入口: 市内での昔の宿場町戸次に設置した鏝絵の保存状態を確認に行きました、結果良好でした。もう一か所は、大分市の重要文化財に指定されている帆足本家の鏝絵家紋です。仁五の工房で制作し取り付け、仁五の作風を表現するために、抑揚を出すために壁面との間に空間を造りました。次に、豊後大野市犬飼町:佐藤邸鏝絵「白虎」も同日保存状態確認しましたが、良好でした。
日本の波
大分県美展に出展作品:鏝絵「日本の波」大きさ58cmx52cm
昨年は、出店しなかったので、今年は出店する予定で80%出来ましたので掲載しました。
日本人としての感性で、日本の心を表現しましたが、皆様にはいかが受け取られましたでしょうか、感想をお聞かせ下さい。
家紋・抱き茗荷
大分市明野での新築住宅に、五角抱き茗荷を制作して取り付けました。
アート的な家紋を漆喰で制作しました。今までに無いような独往的に茗荷をイメージして、魂を込めて取り組みまして、家主が子々孫々繁栄と幸をご加護できますように希望し、納めさせて頂きました。
家を護る貴方だけの、家紋に挑戦致しますのでご一報をお待ち申し上げます。
豊後鏝絵師 仁五
戯人画・鼠の嫁入り塀鏝絵メンテナンス
12年前に謀団地の施主様と身近な関係にあり、制作した鏝絵ですが、大気の汚れが目立つようになったのでメンテナンスをしました。汚れた漆喰も手入れをすると、新しい漆喰とまた違ったわびさびを感じるような作品に見えました。特に動物の表情も又一段と愉快な表情の中に、しっとりした雰囲気も感じました。皆様にはどう見えますか?表情も拡大して見てくださいね。個人的な考えですが洗練された町中に、さりげなく日本を認識させるような壁があったら、町を歩く楽しさを感じるでは?
今回は、汚れない様に最近開発された特殊な撥水剤を塗布しました。
仁五の作品再訪問4
竹田市朝地町 町立小中学校 作品名:是千年・飛翔 (2x2m) 平成14年制作
朝倉文雄記念館の当時の館長の計らいで、一か月間個展をすることになり、当時の羽田野町長より1年後に小中学校を統合して新校舎を造るのでモニュメントの依頼があり、地域に密着した作品をということで、民話(是より千年の物語を題材に制作しました。もうひとつは、抽象で若者が学びやより羽ばたく様子を題材にしました。原画は、当時の館長が描いた絵を鏝絵にしました。是より千年の民話は長くなるので省略します。
総括:朝9時よりバケツ一杯のお歳を召した、大昔のお嬢様2人を案内しながら見て歩きました、2時ごろに津久見の波止場の近くの、魚の調理の店で、海鮮丼を食べて帰路につきました。尚、おばちゃまたちの写真は削除しました。次回若い女性を案内する時はプログに載せますので期待して下さい。
仁五の作品再訪問3
津久見市 市立津久見小学校 ミーティングルーム 作品名;昇龍(3x2m) 平成14年制作
発注者の依頼により、娘様の卒業にあたり、作品を寄贈したいとのことで、作品を制作いたしました。発注者に学校に龍ですか?ロケーションはありますかと聞きましたら、設置場所は吹き抜けで想像以上に良いロケーションがあり、気持ちも新たに制作しました。何年振りかに見る作品は室内にある為、痛みもなく設置当時のままでした、私が死んでも作品が残る又生きた証として思うとありがたさ感謝の気持ちを覚えました。