大分千歳町にある十時花園
十時花園さんでピザ窯の試運転が行われた。
ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
ここで古城さんの娘さんと作品の続きに取り組んだ。
仕上がり度は、あまだ50%ほど。
これから命を吹き込んでいく。
二刀流
「どちらが聞き腕ですか?」と問われる時がある。
「両利き」です。
元々、左が利き手。
ところが昔現場では、右を使うように努めなければいけなかった。
そういう時代だった。
今は、両方を自由に使っているため、作品を作るときでも無駄な動きが減った。
ずっと両手を使っているわけではなく、必要な時だけ使う。
逆に無駄な動きをしたくない。
体感する
古城さんの娘さんが、鏝絵を体験中。
鏝を握る。漆喰に触れる。「何でもやってみる」のが、一番いい。
週末には、東京に戻られるそうで、えらく急ピッチ…
何でもそうだと思うが、「気持ち次第」
言葉での説明よりも体感するのが、ベスト。
今日もこれから作業開始!
未来につなげる
小さなお客さんが来た。
「じ~っ と見つめる目がいい」
鏝や道具、手元から離れない。未来の職人の目だ。笑
色々なモノを見て、触れ、やってみる。
そんな機会を未来へつなげる。
そんな当たり前が、当たり前でなくなる時代 がどこかさびしい。
今、しっかりとその目に、心に焼き付けておいてほしい。
ありがとう。
同じ物は作れない
久しぶりに鏝絵作品を並べてみた。
時より「同じ物を作れるか?」と問われる。
作れない。
その時、その時で力の入り方が違う。
天気、体調、気分等その時々で変わる。
二度と同じ物は、作りたくても作れない。
だから、作ろうとも思わない。
声を聞く
碧い海の会の古城さんが、ご家族と遊びに来られた。
娘さんがアートに興味があるとか。
鏝絵に挑戦するかもしれない。さすが、早いっ。
古城さんソックリだ。笑
色々な方々の声を聞くと刺激があっていい。
良い点、悪い点と向き合い、プラスにかえる。
異文化交流
小原くん(地遊村)を通じて、異文化交流ができた。
アメリカ出身とシンガポール出身の方々が遊びに来た。
国を飛び越え、考え方や感じ方に触れることは、とても勉強になる。
皆さん、感性豊かだ。
二人とも鹿の作品が一番だと言っていた。
人間どこか通じるものがある。
日本人の子も同じだった。
あるときアメリカ出身の子が、神道を学び始めていると聞き、作法を教えた。
日本人として、学ぶべき点が多いにある。ありがとう。